「ゴーヤ」に含まれる血糖値を下げる効果のある成分とは

<血糖値を下げる>という働きを持った成分は、基本的には「インスリン」のみであり
食事・食材というのは、血糖値を上げるためのものにしかありません。

しかしながら、結果として高血糖・糖尿病の状態にメリットのある
血糖値が気になる人は、ぜひ食べるべき食材というものも存在します。

結局は、その食材に含まれる成分が活躍することになりますが
整腸効果によって血糖値のコントロールをしやすくなる「ヨーグルト」や
インスリンの代謝に必要な「亜鉛」を含む「魚介類」といったもの等
意識して摂取するべき対象は、いくつか存在するものでもあります。

そしてその中には、「昔ながら」と言えるような食材も存在し
「ゴーヤ(ー)が糖尿病に効く」という迷信(?)を、聞いたことのある方もいるのではないでしょうか?

摂取しやすいとてもヘルシーな食材

ゴーヤ(ニガウリ)の摂取が、高血糖に対して有効であるという説は
ゴーヤに含まれる「苦み成分」である、「モモルデシン」をはじめとして

  • チャランチン(インスリンの分泌の刺激)
  • コロソリン酸(インスリンの感受性の向上)

これらはが、インスリンに似た構造を持つたんぱく質として知られるためです。

「元祖植物性インスリン」とも言え、「ピニトール」の先輩とも言える存在になります。

”下げる”というよりは<安定させる>という働きに近く
高麗人参等に含まれる、「サポニン」に近いものと言えます。

日常的に摂取しやすい食材でもある

そもそもゴーヤーは、ビタミン・食物繊維が非常に豊富な健康食であり
食事の内容に注意すべき人ほど、意識して摂取すべき食材と言えます。

何より一般的に手に入りやすい食材であり、
ピニトールを含む「アイスプラント」や、かつてはサラシア・桑の葉
最近では難消化性デキストリン等、特別な成分に比べて気軽に摂取できるものです。

また、「ゴーヤチャンプルー」といった炒め物は
豆腐等と組み合わせることで、満腹感・糖質制限がしやすいメリットがあります。

そして、それ以上におすすめのメニューが「酢ゴーヤ」になります。

ぜひ「お酢」と一緒に摂取すべき

いわゆるお酢である「酢酸」には、食後血糖値の上昇を抑制する働きがあり
血糖値が気になる方には、「酢の物」といったものもおススメのメニュ-です。

そして、ゴーヤを酢に漬けた酢ゴーヤは
非常にシンプルながらも、非常に質の高い糖尿病予防メニューと言えます。

言うならば、ピニトールとサラシアを同時に摂取していることに近く
血糖値の安定のために無理なく採用できる、最も効率的なものかもしれません。

※参考記事:インスリンとと同じ働きをしてくれる成分や代わりになる成分栄養素

酢ゴーヤは、穀物酢を含めお好きな酢にゴーヤを漬けるだけのメニューです。

「砂糖を入れる」というレシピもありますが、ぜひ「ノンシュガー」で試してみて欲しいと思います。